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アニメ第55話「白夜」アフレコエピソード

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神谷
 いやー、それぞれの想いが色々あって、今はエルヴィン側からの話なので、それを受け止めちゃったリヴァイの気持ちっていうのがあって、それを受け止めちゃったが故にものすごい軋轢が生まれてしまっているっていうシーンを僕は経験させてもらったんですよ、今回の話で。

小野
 そうですね。

神谷
 フロックがあの、エルヴィンを連れてきて、そこに対してエルヴィンを生かさないという選択をしたわけだけれども、最期にこうある意味フロックがいる中で「こいつのことを許してやってくれないか」という風に言うシーンがあって、あれはやっぱりリヴァイとして、フロックの気持ちを、憤ってるフロックの気持ちに対してある程度心を抑えてしゃべっていたつもりであったんだけれども。

小野
 うんうん。

神谷
 もちろん、目の前にいるエルヴィンにもしゃべってるんだけれども。

小野
 うんうんうん。

神谷
 そういうつもりで最初しゃべってたんだけれど、本番終わったあとに、「もう1テイク録らせてください」と。「もう完全にフロックのことは無視してくれていいです、100パーセントエルヴィンに対して優しさでそこは語りかけてください」っていう風に言われて。

小野
 うーん。

神谷
 え、なんで?って思ったんだけれど、そういえばもうここん所で、フロックはリヴァイの気持ちが全く分からない、リヴァイはフロックの気持ちを蔑ろにして100パーセントエルヴィンに対してしゃべってしまっているというところでこの二人が完全に溝ができるっていうところを表現したいんだと。

小野
 うんうんうん。

神谷
 それを聞いたときに、おそろしいなと思いました。

小野
 (笑)そうね~。

神谷
 ほんっとうに、作品って残酷だなとおもって。

小野
 そうかも。

神谷
 うん、だから今の話はリヴァイとエルヴィンの立場の物語の話をしていたので、でもそれを客観視している人にしてみたらそんなん超どうでもいいわけですよ。
 だからそれが今後のもしかしたら新しい悲劇につながっていくかもしれないという予兆があったりするので、進撃の巨人ほんとこわいなと思いながらやってます。

小野
 こわい。

神谷
 まぁあの今後もね、最終回に向けて加速していく話になっていくし、まぁ原作はまだ続いておりますんで、どこまで映像化できるか分かりませんけれども、今後もちょっと頑張って、えー声をやっていけたらいいなと思っております。
 えー小野さん最後にちょっとなんか、最後っていうのあれですけれど。

小野
 あはは。

神谷
 ないですか?

小野
 いやーあの本当に悔いないですし、なんか自分としてはその役者として文字どおり壁をこえられたというか、壁を壊せた役柄だったんですよね。で、本当現場で積み重ねてきたものが全部集約されていて。
 最後ね、終わったあとに、まりながね、井上麻里奈が、アルミン役の、ちょっと泣いちゃってたんですよ。
 それがすごいなんか、僕はアルミンが後継者だっていう風に思って演じてたときに、麻里奈が「わたしはやだエルヴィンみたいになりたくない」って言ってたんですけど、その麻里奈がちょっと涙ぐんでくれてたのがすごい嬉しかったんですよね。
 だから本当、もう一言でいうと、「やっててよかったな」っていう、あの今、思いでいっぱいです。えぇありがとうございました。あとはよろしくお願いします。

神谷
 どうだーー下野くんとかのラジオよりもちゃんと喋ってるだろーー俺らの方がー作品のことーー。

小野
 (笑)

神谷
 はっはっはっは~~~(笑)

アニメFinalSeasonでのリヴァイについて

アニメFinalSeasonでのリヴァイについて、「団長エルヴィンを失ったことはとても大きく、そこから先はある意味余生みたいな感じになっている気がする」と述べた神谷さん。

詳細は下記の記事でどうぞ。

関連リンク

animelo mix『神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜』

YouTubeチャンネル「文化放送エクステンド」
DGSの過去の放送回が見られます。
2021/2/20放送分では、エルヴィンがザクの股間に貼られる事件が…(聞けば分かります)

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